てんぐのへだま

 漢検1級ブログ ボクちゃん日記PART2(漢検一級編)

ら行の3822

5月〇日 
 様々な植物があります。
 これなんだろう、というのもあります。
 知識があったなら、我が猫庭ももっと楽しみが増えるのでしょう
かね~。

 さて、明日から(四)に入りましょう。

ら行の3821

5月〇日 
 裏庭の草刈をした際に薊を見つけたので一輪挿しにして台所
に置いておいたらだんだん赤紫の花が綿帽子みたいになってき
おった。仕事柄午前中は弩暇なもんで、ふわりと飛んだのを眼
を凝らして観察してみた。
 長さ1ミリの種の天辺から17本の毛(1センチ程)が生えていた
が、驚くべきことに、その一本一本ごとに更に細毛が伸びておる
のじゃった。これはモウ顕微鏡でなければ正確には判断できな
いけれども、20本くらいが左右、外側に向けて伸びておるのは
わかる。あ~いうなれば、スカスカの矢羽根のスポーク或はスト
ロビラから旅立ったエフィラメテフィラ、とも喩えられましょうか。
 自然の驚異。
 鼻息でもふわりと浮き上がる、のでありましゅ。

ち行の152

9月〇日 
 カシパンて、あのカシパンだよなあ。
 磯野教授の文章を確認してみたら、この名は明治以降の造語
である、とあった。そうすると、
 ③江戸時代は「海燕」を「ヒトデ」「タコノマクラ(現在のカシパ
ンに相当する生物)」と読んだ
が正しいか。それにしても、なぜ「燕」。「古くはヒトデを指した」か
ら、あの形状を「鳥が翼を羽ばたかせている形」と捉え「燕」をあ
てたのではないか、という説もあるようだが。それが年月を経て、
タコノマクラだけを指すようになった。
 漢字の表記だけが残った、・・う~む、なるへそ。・・・なるへそ
って最近いわないけど・・。それはそうとそろそろ勉強すっか。

 【辞典1055】 貂裘(ちょうきゅう) 貂(てん)の裘(かわごろも)
 「黄鼬」でも「てん」。

ち行の151

9月〇日 
 【辞典1055】 脹脛(ふくらはぎ) 脛(すね)の後ろの脹らんだ
ところ

 あ~そうやった~「たこのまくら」やったあ~。
 『お父さんの合格レシピ』。今日の熟字訓のお勉強。
 海燕。ひゅ~るり~ひゅ~アそれは越冬つばめか。しかし、な
ぜ「たこのまくら」。写真で形状を見ると確かに「枕」っぽいので蛸
が使いたくなるのもわかるが、なぜ「燕」なんだろうハテ~。
 調べてみた。慶応大学/磯野直秀名誉教授(2006年当時)の
論文によると、

   わからない。

そうだ。経緯を箇条書きにしてみると、

 ①誰にきいてもわからない
 ②書物をみてもわからない
 ③しかたがないのでそのままに
 ④『動物学雑誌』熟読
 ⑤タコノマクラ=カシパン・クモヒトデ説、発見
 ⑥?!(数年経過)
 ⑦江戸期の文献調査
 ⑧信頼できる内容あり、よし、これを論文に纏めよう
 ⑨『本草綱目』(李 時珍)より・・・海燕は、
  大きさ/約1寸
  形状/扁平・面円し・丸い座布団のような紋あり
       腹下に口、その脇に鉤状の足5本・頭尾、判別不能
 ⑩扁平・面円の特徴から⇒カシパン
 ⑪5本の足から⇒クモヒトデ
 ⑫どっちやねん
 ⑬『本草原始』読む
 ⑭海燕=ヒトデ、海盤車=ヒトデ
 ⑮どれがどれやねん
 
 この、おおもとの資料の記述が曖昧なために起こる混乱、とい
うのはトミタロウ先生の本にも多く指摘されるところである。教授
はさらに各々の類の古名について考察を続ける。再び箇条書
いてみよう。

 ①もっとも古くはヒトデ類をタコノマクラと呼んだ
 ②人の手に似ているなあ、のヒトデの呼称はその後
 ③江戸時代は「海燕」を「ヒトデ」「カシパン」と読んだ
 ④ヒトデ=タコノマクラ=カシパン、ゆえに、ヒトデ=カシパン、
  の誤認があったのではないか
 ⑤明治期においても、このぐちゃぐちゃは続く
 ⑥『普通動物学』(1883年)、熟読
 ⑦「海盤車」=タコノマクラ、の文発見
 ⑧「体円クシテ車輪形ヲ呈ス」、確かにカシパンに似ている
 ⑨権威ある『動物学教科書』に受け継がれる
 ⑩定着、同時に、「ヒトデ・カシパン=海燕」の表記、消滅

 時代を追いその変遷を纏めてみる。※「漢名(和名)実物」順

  海燕(たこのまくら)ヒトデ
  海燕(しほで)ヒトデ
  海燕(たこまくら)ヒトデ
  海燕(もちがい)カシパン
  海燕(ぼたんかさ)カシパン
  海燕(ひとで)ヒトデ
  海燕(はすのはがひ)ヒトデ
  海燕(やきもちがひ)ヒトデ
  海燕(ききやうがひ)イトマキヒトデ
     中略
  海燕(さるのまくら)スカシカシパン
     後略

 あ~つまりいろいろあるということである。

 【辞典174】 海燕(たこのまくら) タコノマクラ目/タコノマクラ
科。ウニの一種。直径約10センチの丸味を帯びた五角形。上
面に花弁に似た模様がある。なぜ「燕」なのかは今だ不明。

し行の360

4月〇日 
 まだ690かあ、なげえなあ、「し」。んで、次のがまたややこしい
んだよお。

 【辞典690】 螽斯(きりぎりす) ①キリギリス ②コオロギ
 【辞典690】 蟋蟀(きりぎりす) ①コオロギ ②キリギリス
 【辞典644】 蟋蟀(こおろぎ) コオロギ 
 【辞典690】 蟋蟀(しっしゅつ) ①コオロギ ②キリギリス
 じゃあ、「螽斯」の音も同じ意味かというと、

 【辞典690】 螽斯(しゅうし) ①キリギリス ②イナゴ
 なんだよお。「螽」は「いなご」だからのう。じゃあ、同じ「蝗」の
字を使ったこれは、

 【辞典509】 蝗虫(こうちゅう) イナゴ 
 そりゃそうだ。・・・・・・・「バッタ」と読めば、バッタ科の・・?!、
バッタは「飛蝗」でしょうが~。・・・「ヒコウ」と読めば、バッタが大
集団をつくって移動す・・・めんどくさいのお~。トミタロウが、

 ぜんぶひらがなにせい!

とぶちきれはったのもわかる気がするよ。

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