古今亭志ん生
漢検1級ブログ ボクちゃん日記PART2(漢検一級編)
5月〇日
⑩親方ァ・・おまんにコシラ( )えてもらった棚ァおっこっちゃっ
たぜェ・・・ええ?そんなこたあねえがなぁ・・なんかのせたんじゃ
ねえかい・・なんてェねあぶねえのが昔はいたもんですなア~
⑩親方ァ・・おまんにコシラ(拵)えてもらった棚ァおっこっちゃっ
たぜェ・・・ええ?そんなこたあねえがなぁ・・なんかのせたんじゃ
ねえかい・・なんてェねあぶねえのが昔はいたもんですなア~
5月〇日
⑨そんなにソウキュウ( )に事を決めるでないぞよ
⑩志ん生のデバヤシ( )は一丁入りだ
⑨そんなにソウキュウ(躁急)に事を決めるでないぞよ
⑩志ん生のデバヤシ(出囃子)は一丁入りだ
「出囃」でもOKです。
5月〇日
⑧二階ゾメ( )きだったらやはり志ん生のが一番だね
①火炎太鼓
②黄金餅
③三枚起請
④替り目
⑤品川心中
⑥唐茄子屋政談
⑦文七元結
⑧妾馬
⑨三軒長屋
⑩抜け雀
⑪付き馬
⑫子別れ
⑬富久
⑭名人長二
⑮強情灸
⑯風呂敷
⑰大山詣り
⑱粗忽長屋
⑲明烏
⑳柳田格之進
・・もう書ききれませんな。何遍聴いたことか。
「お若伊之助」。「因果塚の由来」ともいいますが此れなんか地
味な話なんだけれど、志ん生の手にかかるとたいへん味わい深
いものになるんですよねえ。
「居残り佐平次」だったら圓生、「二番煎じ」だったら可楽、「笠
碁」だったら小さん、というような定評はありますが小話から人情
話まで、といったら志ん生を超える人はいないでしょう。
未来永劫、いないと思います。
⑧二階ゾメ(騒)きだったらやはり志ん生のが一番だね
11月〇日
NHK『趣味どきっ! 石川九楊の臨書入門』。
今日のお手本は良寛だ。
先生によると其の筆捌きは「書いていないところも書いている」
のだという。む~ん。独特のあの細身の文字も極めて技術の高
いものなのだそうだ。そういえば、或る書家が天井から吊った紐
に腕を引っ掛けてやってみたがぜんぜん駄目だった、という話を
きいたことがある。
あっさり表現してるから簡単そうにみえるが実は超絶技巧なの
だ。並みの落語家の熱演が志ん生の枕話にも及ばないのにも
例えられようか。
匍匐( ) 匍( )う(1374)
匍匐(ほふく) 匍(はらば)う(1374) ※「は(う)」とも読む
「蒲伏」も同義のようです。
5月〇日
ああ・・自修館ですか・・其処の信号をまっつぐミチナリ( )に
いきますヨォ・・んで右の角にやましろやっつうスーパーが見えま
すんでね其処んところを左に入ってもらって暫く行きますってえと
セブン・イレブンがありますんですがナそれから二百メートルくら
いで交番があるんで其処で聞いてください(1154)
ああ・・自修館ですか・・其処の信号をまっつぐミチナリ(道形)に
いきますヨォ・・んで右の角にやましろやっつうスーパーが見えま
すんでね其処んところを左に入ってもらって暫く行きますってえと
セブン・イレブンがありますんですがナそれから二百メートルくら
いで交番があるんで其処で聞いてください(1154)
2016年05月09日 古今亭志ん生 コメント(0) トラックバック(0)