漢検1級ブログ ボクちゃん日記PART2(漢検一級編)

漢検準1級と1級を目指す人を応援するブログ

と行の280

12月〇日 
 「お師匠様」
 「権太郎か。なんだ」
 「暮れのご挨拶に参りました」
 「そうか・・・権兵衛はどした」
 「今日は来れないんです」
 「あん?そんな言葉遣いをしとると、ボクちゃん君につっこまれる
ぞよ。またどこぞで種でも蒔いておるか。ハン、名前を助兵衛と
でも変えたらどうだ」
 「風邪で寝てるんです。そういうこと言ってるとまたしろねこさん
にしかられますよ」
 「わかった。今年も終わるのう、権」
 「そうですね。いろいろありましたね」
 「どうじゃった、試験のほうは」
 「だめでした。やっぱり、準1級はきびしかったです」
 「その思いがおまえを成長させよう。くやしさは次回のパワーと
なり、落胆は他者へのいたわりの心を育もう。順風ばかりが人生
ではない」
 「お師匠様、わたくしは勉強がだんだん楽しくなって参りました」
 「うむ、さればこそわしのホネオリも報われようぞ。わしばかりで
はない、多くの漢字学関係者各位様の喜びでもあろう。学べ、
ずんずん質問せよ、そして、おまえの学んだことを伝えよ。出しお
しみは無用じゃ」
 「でも、お師匠様、みなさんお忙しそうで。ボクちゃんさんに訊く
にも気がひけます」
 「ボクちゃん、なんぼのもんじゃ。彼とて修行の身にすぎぬ。な
んの遠慮があろう。だいたい漢検1級取得者の中に、わたしは漢
字が得意中の得意で~す、なんというのはひとりもおらんよ。謙
遜からではない、知れば知るほどうぬれの知らぬことを認めるか
らだ。この大海の前に5級も2級も1級もへったくれもない。漕ぎ出
す時はやがて来よう。・・・去りゆく年をおくる鐘だ。おおよそ佛母
寺あたりからだろう」

 グビリャアストラと権太郎は、暫しその響きに聞き入った。
 「さあ来年は早々第3回が待っておるぞ。わしのいちばん好き
な言葉は、合格ですう~もう漢字のカの字も見たくないで~す、
嫌いな言葉は、明日からガンバリマス。ソファーの上でポテチを
ぽりぽりやっておってポテヂになどなるでないぞ」
 「そういうこと言ってるとほんとにしろねこさんに怒られますよ」
 「わかった」
 二人は遠くからの荘厳な音に再び耳を澄ませた。

と行の279

12月〇日 
 【辞典1156】 撓北(どうほく) 戦いに撓(くじ)け、北(に)げる
こと

と行の278

12月〇日 
 【辞典1156】 撓滑(どうかつ) かき撓(みだ)すこと 

と行の277

12月〇日 
 【辞典1156】 逗撓(とうどう) 敵を恐れ進まぬさま

と行の276

12月〇日 
 【辞典1156】 撓屈(とうくつ) ①撓(た・たわ)めて、撓(しな)
らせること ②しりごみすること
 「た(める)」「しわ(る)」「いた(める)」「しおり」とも読む。
 「いためる」はこないだ試験に出たね。

と行の275

12月〇日 
 【辞典1156】 導(しるべ) 標に同じ

 ワイハ~7日間のゴージャス旅行に出掛ける者共を成田空港
まで届けたついでに、せっかくだ新勝寺でも行ってみんべえ、と
やってきた。
 「成田山」の文字から、すっかり山の上を想像していたのだが、

   いきなりあった。

 考えてみればこの山は、そういう意味の山ではなかったか。お
寺そのものは意外にこじんまりした感じで、ナルホドこれぢゃあ大
晦日、人の大渋滞となるのも無理はなかろう、と思った。参道も
駅からいきなり始まっていて、これにも驚いた。その長さにもびっ
くりで、おおよそ1キロはあったかしらん。夕方のこととあって、じ
つに風情のある町並だった。
 こういう初めて訪れる「観光地とばかり思っていた所」へ来ると
買うものなんでも記念品になるね。竹細工店の杓文字も、百円
ショップの亀の子束子も。これこそ見知らぬ土地へ行く時の醍醐
味かもしれない。熊手の品出しにせいを出すおねいちゃんやコ
ンビニのレジ打ちに余念のないおにいちゃんとのちょっとした会
話もなんだか特別なものに思える。この空間を日常とする人と、
見るものすべてが新鮮で心が洗われるように感じられる旅の者
とが、僅かでも同じ時間を共有できたことがふしぎに嬉しかった
よ。生活、はどこにもあるんだ。

 見上げると、夜の星の中に、ぽつりと点滅を繰り返す飛来物が
あった。弟家族を乗せた便かもしれない。

と行の274

12月〇日 
 【辞典1155】 儂(われ) 我に同じ
 【辞典1155】 儂(わし) グビリャアストラの自称

と行の273

12月〇日 
 【辞典1155】 銅鑼焼(どら) あんこなしが好きです

と行の272

12月〇日 
 水球ってのは、地味なんだけど、タイヘンそうだあ、やってる選
手たちは。ほとんど泳いでる状態だ。止まってる時もあれ、立ち
泳ぎしとんのかナア、下半身のほうが水中でゆらゆらしてる様子
なんだ。
 NHK・BS『よみがえる東京オリンピック』、やってるね。司会は
矢崎 滋。かと思ったら山本 浩アナだった。当時、サッカーもあ
まり人気がなかったんだね。この時代の選手たちが今の繁栄の
礎を築いたのだと知ったよ。

 【辞典1155】 銅頭鉄額(どうとうてつがく) トテモ精悍で勇ま
しいさま

と行の271

12月〇日 
 【辞典1155】 銅駝荊棘(どうだけいきょく) 祖国の滅亡を嘆く
さま
 この国はどうなるんだろうか。深刻に考えざるを得ない年だっ
たなあ、ミイちゃん。ちょっと二日ほど旅にいってくるよ。留守を頼
んだよ。

と行の270

12月〇日 
 【辞典1155】 銅牆鉄壁(どうしょうてっぺき) 銅の牆(かき・へ
い)と鉄の壁の如き堅固な城壁
 転じて「頑丈なもの」の意もある。

と行の269

12月〇日 
 【辞典1155】 銅臭(どうしゅう) 買官

  ウリ坊「くんくん、とうちゃん、なんか臭うんだけど」
  ウリ父「・・んなこたあない。気のせいだ」
  ウリ坊「くんくんくん、やっぱ臭うどう」
  ウリ父「何の臭いだっつうの」
  ウリ坊「木の・・・楮、三椏・・諭吉さん五千枚分くらいの臭い」
  ウリ父「やに具体的だなドウモ。せや~ないホレここに領収証
    というものがある」
  ウリ坊「な~んだ、どうなることかと思ったけどう」
  ウリ父「どうだ、シンプルでどうどうとしたものだろう。どうしょも
    ない時はこれ見せちゃえばどうってこたあないのさ」
  ウリ坊「どうもすんずれいしました」
  ウリ坊・ウリ父「じゃんじゃん」

 ・・また書いちまったか。忙しいんでこんなんやってる場合じゃ
なかったか。3年後、作家としての復活を祈るよ。これは心から
言ってるよ。

と行の268

12月〇日 
 【辞典1155】 銅(あかがね) 赤金

と行の267

12月〇日 
 いぶりがっこ、っつうのは手間かかんだねえ。燻すだけかと思っ
たら、そこから漬け込むんだね。一度、味わってみたいにゃ~ミ
イちゃん。え、それよりカリカリをくれってか。

 【辞典1155】 慟哭(どうこく) 慟(なげ)き哭(な)くこと
 「無声慟哭」は賢治の傑作。

と行の266

12月〇日 
 【辞典1155】 僮僮(どうどう) ①恭しいさま ②盛んなさま
 「匹夫僮婦」というのもあるな。「いや(しい)」の意だから「匹夫
匹婦」と同じか?。きりがないな、『漢辞海』みてると。円満字二
郎レベルになると、内容よりも「この余白、もうコンマ2ミリ広げた
いな」とか「赤の網掛け、あと5パア落としたいな」とかレイアウト
のほうが気になるのかな。面白いよ『漢和辞典に訊け!』(筑摩
書房)。みんなで読もう!

と行の265

12月〇日 
 【辞典1155】 僮昏(どうこん) 僮(おろ)かなさま
 【辞典1155】 僮僕(どうぼく) 僮(わらべ)の僮・僕(しもべ)
 けっこう長い。「と」。年内終わるか。

 「ああ、この人に会いたいなあ」と思ったとき、私はどうするか。
 手紙を書くんだ。村上 春樹さんの時も、吉本ばななさんの時も
岡本BAKUHATU太郎さんの時もそうだったよ。こちらの思いを
伝えること、礼を欠かずに伝えることができるのは、言葉だけだ
ものね。
 一度連絡をいただいた方には、

   いきなり訪ねる

ということもあったかしら。ただし、この場合は、

   スグ帰る

ということだけは厳守していたヨ。約束をしているわけではないの
で、これは当然だよね。ドクターTANさんのところへもそうだった
よ。ブログを始めた頃、何度も読み返した氏の日記。どんなひと
なんだろうなあ。・・からだのほうが勝手に動いてしまうんだね。
漢検準1級を取得されているベテランの歯科医師の方だった。
突然の訪問に快くお話していただいたことは忘れない。年も迫っ
ってきたせいか、いろんなことが思いめぐってきたよ。

と行の264

12月〇日 
 【辞典1154】 道傍苦李(どうぼうのくり) 道の傍(はた・わき)
の苦い李(すもも)のように、人様に見向きもされないこと
 この場合には、主に二つの理由が考えられる。
  ①価値がない
  ②価値はあってもマニアック
 できれば後者であっててほしいが。

と行の263

12月〇日 
 【辞典1154】 道揆法守(どうきほうしゅ) 道・揆(みち)に従っ
て物事を揆(はか)り、法を守ること
 【辞典273】 揆・謀(はかりごと) 揆(やりかた)を練って計画
すること
 「つかさ」とも読む。必修は「はかりごと」。

と行の262

12月〇日 
 【辞典1154】 道祖神(さえのかみ) ドウソジン

と行の261

12月〇日 
 【辞典1154】 報道(ほうどう) 道(い)い、報(しら)せること
 いい知らせだったねえ、女子フィギア・鈴木 明子選手の優勝。
 あの、3回まわったあと、すぐ続けてまたまわるのって、素人目
にもたいへんそうだよね。若い衆も楽しみな人が出てきたね。

と行の260

12月〇日 
 【辞典1153】 童男(おぐな) 少年
 【辞典1153】 童謡(わざうた) 古代歌謡の一
 ・・「童」は「は(げる)」とも読むのか。さすると、
 【辞典1145】 頭童歯豁(とうどうしかつ) 御老体
 は、文字通りということか。

と行の259

12月〇日 
 【辞典1152】 堂(ざしき) 座敷
 【辞典1152】 堂(たかどの) 高殿

と行の258

12月〇日 
 【辞典1152】 胴欲(どうよく) 貪欲

と行の257

12月〇日 
 【辞典1151】 衲被(どうひ・のうひ) ①ボロを衲(つくろ)った衾
(かけぶとん) ②ツギハギだらけの文章
 【辞典1151】 衲衣(のうい・のうえ) ①衲(そう)の衲(ころも)
②僧侶

と行の256

12月〇日 
 【辞典1151】 洞貫(どうかん・とうかん) ①洞(つらぬ)くこと 
②通暁
 「洞(ふか)い洞(うろ)」も覚えよう。

と行の255

12月〇日 
 【辞典1151】 同胞(はらから) 同胞(どうほう・どうぼう)に同じ

 「ぼくはあんまりプロとしての意識はないんやね。ファンが来てく
れはったら歌えるし、来てくれへんかったら、フアンやし」
 NHK・BS「木村 充輝(あつき)30周年コンサート(2006年)」
観る。

   二人の想いは変わらない
   いつ・・・まみむめもお~

 相変わらず最後はオチをつけてくれはる人やねえ。
 しかしバック・バンドもすごい音出すしゲストも豪華だよ。木村
さんの人柄と実力がしのばれる。
 再始動の憂歌団、観たい。

と行の254

12月〇日 
 【辞典1151】 同盟罷業(どうめいひぎょう) ストライキ

と行の253

12月〇日 
 【辞典1151】 同文同軌(どうぶんどうき) 天下統一

と行の252

12月〇日 
 【辞典1150】 同声異俗(どうせいいぞく) 人が環境の違いに
よって善悪の差を生じることのたとえ

と行の251

12月〇日 
 【辞典1150】 異榻同夢(いとうどうむ) 同床異夢の対義語
 「同夢」は「夫婦仲のよいこと」を指すこともあるようだ。

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